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ボストン茶会事件
18世紀後半になると、紅茶はアメリカでも人気となります。当時アメリカを植民地としていたイギリスは、巨大なお茶の消費マーケットとなっていたアメリカに対し、高額な税金をかける印紙税法を施行(1765年)。これに反発したアメリカ人はイギリス商品の不買運動を起こします。その結果、茶税は残し印紙税法は撤廃されましたが、課税反対運動はさらに広がっていきます。
そしてついに1773年、ボストン茶会事件が発生。ボストン港に停泊していたイギリス船を襲撃し、積まれていた342個の茶箱を次々と海に投げ捨てるという事件が起こりました。これがきっかけとなり、各港で同じような事件が連続し、ついにアメリカ独立戦争へとつながっていきました。
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