世界の紅茶
インド、スリランカ、ネパール等の紅茶を紹介

紅茶

紅茶の歴史

中国から始まる紅茶の歴史。紅茶は世界各国に渡りそれぞれの地で独自の文化を開花させてきました。
そんな紅茶の歴史をひもとけば、紅茶がより味わい深いものとなるでしょう。

お茶の始まりは中国から

紅茶をはじめ、いろいろな種類のお茶が世界各地で栽培されていますが、もともとのお茶の原産地は、中国南部の雲南省からチベットにかけての山岳地帯です。一説によると紀元前2,000年以前からお茶は飲まれていたといわれていますが、当時は嗜好品としてではなく、不老不死の薬として飲まれていたようです。
その後、4世紀ごろに茶の栽培が始まり、7世紀ごろには緑茶が飲み物として広がりましたが、まだ貴族だけが飲める貴重なものでした。

その後、中国で農業が重視され、お茶の生産が盛んになると、一般市民の間にもお茶を飲む習慣が広がっていきます。現在の紅茶の原型といえる発酵茶※1が登場したのは、10~13世紀ごろ。しかしどのような経緯で茶葉が発酵されるようになったかは、分かっていません。
このことになると、シルクロード等での交易を通じて、お茶はアジア各地へと急速に広がっていきました。

※1
茶葉の発酵度合いによる、茶の違い
 不発酵…  緑茶
 半発酵…  ウーロン茶
 完全発酵… 紅茶

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