
学名 | Malva syvestris |
科名 | アオイ科 |
利用部分 | 花 |
期待効果 | 呼吸器系の炎症の緩和、鎮静作用、 美肌効果 |
お茶にすると色鮮やかなブルーに、しばらくするとグレイに、レモンを入れるとほんのりとピンクに染まることから、「夜明けのハーブ」とも呼ばれます。

この見た目にもきれいなハーブは、とてもさわやかなフレイバーをもち、飲みやすく、味、香りにクセがありません。

そのため、アレンジがいろいろ楽しめ、なかでも紅茶との相性のよさは抜群。

カフェの紅茶のメニューにブルーティーというものを見かけたことがあれば、それは、ブルーマロウをミックスした紅茶のことです。

このブルーマロウは長い歴史を持つハーブで、古代ギリシャ・ローマ時代から人々に愛用されてきました。

葉や茎は野菜として、花や根はお茶として利用され、鎮痛や消炎の薬効があるといわれ、今なお重宝されています。

現在、ブルーマロウはのどや鼻の炎症を抑えるほか、アレルギー疾患にも効果があるといわれ、薬代わりに愛飲するファンもいます。

風邪をひいたときや痰がからむときに飲むと症状が和らぎます。

またタバコの吸い過ぎが気になる愛煙家の方にもおすすめです。

はやい効果をのぞむなら、濃いめにいれたものでうがいをすると良いでしょう。

ハーブティーで飲む場合、甘みがほしいときはぜひハチミツを加えてみてください。

おだやかな味わいにまろやかさが加わり、とてもゆったりとした気分にしてくれます。

お休み前の一杯にもおすすめです。